将来の夢

私の小さいころの夢は『おかあさん』だった。
ませてくるとその夢は薄れたが、他になりたいものはなかった。
小学生に人気のお花屋さんとか看護師さんとかもさらさらなる気はなかったし、
本が好きだから本屋でいいやってノリだった。

最近になって、また『おかあさん』になるっていいかもと感じてきた。
私は自分の母性を人に見せたくないらしい。恥ずかしいのと、まぁ・・・
いい人って周りに思われたくない。私が大切にしてる人だけが私の
やさしさを知っていればいい。そんな風に感じていた。

けど、やっぱりそれって抑圧してることになるんで、ストレスがたまる。
それに、なにかものたりない。私が私でない。

これは小学生の時から思っていたことだ。私は冷たい人間のように思われやすい。
本当は人一倍繊細でやさしい子なのに。（自分で言っててどうする）
ただ、それを人に見せたくないのだ。どうせ人間なんて表面でしか相手を見ない。
そんな人間たちに私の本当の心をだしたって何の意味がある。そんな奴らにわたしの
やさしさを見せたくない。

そんな風にしてずっと生きてきた。ここにきて、やっぱりそれだけではダメだったと分かった。
周りを気にせず、私と相手の一対一のかかわりで相手に私のやさしさすべてを与えたい。
表現したい。それがなかなかうまくできなくて苦しい。悔しい。

他の人たちにはなんてことないことも、私にはひどく難しい。でもこれを乗り越えたら私は
またひとつ大きくなるだろう。だから私はがんばるのだ。私の見たことのない私になるために。


PS
・・・なんか詩みたいになった。まぁいいか。気持いかったしｖｖ
おかあさんってやっぱりすごいな。体全体で心全部で愛を表現している。
私はそんな人になりたいんだ。